最近密かに燻製の人気が高まっているようで、燻製専門店などよく見かけます。
燻製の魅力は、食材を燻すことで生まれる旨みと香り。
燻製方法によって思いもしない味へと生まれ変わる、そんな探究しがいのある奥深さにハマっているのが、この男です。

燻製って、スモークチップや燻製器を揃えたりと手間と時間がかかりそう…そんなイメージですが、無料が大好きな旦那がそんなところにお金をかけるはずがありません。
スモークチップは、枯れ落ちた桜の木で十分です。

そう、数年前に台風で折れた桜の木を拾い、じっくり乾燥させていたのです。
通りで…ベランダに木いっぱいあって邪魔なはずです。ε-( ̄ヘ ̄)┌
それを砕き、段ボールを組み立てて、熱を入れるだけです。(2段仕込み)

んー、簡単そうには見えないこの作業、確かに時間と手間はかかります。
我が家の場合、
- ソミュールに漬け冷蔵庫で1週間
※10%の塩水+ハーブ・スパイスや香味野菜、砂糖、収穫した国産黒トリュフ)

下:イノシシ
- 水につけて塩抜き 1日
- (冬場)食材を干して水分を抜く 1日

- 七輪80-100℃ 2時間 ※図1

- 桜のチップで燻す 2時間 ※図2

- 味をなじませる為に寝かす 1日~2日


鴨の場合は、柔らかく調理する為低温調理→熱なしの冷燻(⑤~)です。
ポイントは、水分を飛ばす事です。
(水分がある状態で燻すと、煙が吸着して苦くなります。)
ここまでして燻製を・・・!!?と思いますが、
ソミュールの配合を変えてみたりしながら味の違いを探究し、奥深い燻製の世界を掘り下げていく旦那にとって、これも楽しみなのでしょう。顔がワクワクしています。
完成したジャーキーは、ヘルシーで最高のおつまみに。

疲れた時にはエネルギー源になりますし、塩分やミネラルも補給できます。
鴨は低温調理の燻製仕立てで食卓に並びました。

ベーコンは冷凍して少しずつ登場します。

この自家製ベーコンを一度食べると、市販のベーコンはもう食べられません。
いつか娘が市販のベーコンを食べる日が来たとき、衝撃を受けるでしょうな。
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