我が家の食卓にサッパリした普通の石鯛が並ぶ事は

もはやありません。

まるで、市場の競りで品質の良い魚を厳選し落札するように、

水中で、脂の乗った美味しい魚だけを厳選し、

仕留める。

にわかに信じがたい話ですが、

この水中での目利きが、

旦那の突きスタイルです。

実際、

美味しい石鯛しか食べていません。
石鯛は脂が乗っていればいる程美味しいです。

旦那と石鯛の歴史は長く、
最初の頃は、パサッパサ石鯛も美味しく食べていました。
少しすると、脂の美味しさに気付き、食べて脂度を判定するようになり、
そのうち、食べる前に内臓脂を見て脂度を判定できるようになり、
更に、お腹を開く前に形で脂度を判定できるようになり、
今は、突く前に水中で泳いでいる状態で脂度を判定します。

私「なんで?なんで分かるん?」

旦那「まずは形や!」

私「どんな形よ?全部一緒やん?」

旦那「この石鯛、うまそうに見える?」

私「見える!」

旦那「こっちは?」

私「あ、もっとおいしそう!」

旦那「1番目のは脂度2で、2番目のは脂度7ってところかな。
どこで見分けてるか教えたろか!

ここや!

ここのカーブ。

上のはカーブが緩やかで、
脂度が高い方(下)はカーブがかってる(背中が盛り上がってる)ねん。

あとは顔と体のバランス。小顔の方が脂が乗ってるねん。

次に、分厚さや。

水中でゴリ寄せ(※)したらこっちへ寄ってくるやろ?
その時の真正面のシルエットが、分厚ければ分厚いほど旨いんや~
        ※ゴリ寄せ…岩肌でゴリゴリと音を立てて寄せる方法

ちなみに過去最高レベルの石鯛は、ラグビーボールが向かってきたかと思ったわww

ちなみに大きくなる程脂乗ってないから、50オーバーはスルーな」

過去の最高レベルの石鯛
脂度★★★★★★★★★★

形や分厚さと言われても…やはり分からぬ。
歴代の石鯛写真を見比べながら、きっとこの感覚は長い経験から得た勘なんやろな~と思った。

そんな話をしながら食べた夕食は、◆脂石鯛のカマ焼き

私が人生で出会ったうまいもんベスト15に入る程、大好きです。
一番好きなところは、目玉裏と、脳みそエキスのドゥルドゥル
ほんまにほんまに肉を越えた、最高のうまさです。
普段、すぐに食事に飽き遊び始める2歳の娘も、この日は石鯛のエキスを吸いきるまで脇目も振らず夢中でしゃぶってました。

脂、うんめぇぇぇ!!!!( ´థ౪థ)

◆脂石鯛の炙り刺身 塩スダチver.

炙るとバチバチバチ…ジュワジュワジュワ~

なんやこれ。あかんやつーーーー!!

失禁レベルの美味しさでした。

ご馳走様でした。

カテゴリー: 魚突き

syuryosaisyukazoku

食材ハンターの旦那を嫁目線で綴ったブログです。 3歳の娘と0歳の息子と共に、自らの手で獲った食材で最高の調理法を追及する生活を送っています。 身動きできない檻でホルモン剤を投与され育った家畜よりも、山で走り回りどんぐりを食べて育った猪を食べたいです。 狭い所でひしめき合いながらワクチン注射を打たれ育った養殖魚よりも、海流に乗って荒波にもまれながら育った天然の魚を食べたいです。 山に行けばきのこや山菜、果物も採れます。 それらの共通点は「生きるちから」です。 感謝の気持ちを忘れず、今日も自然の恵みを「いただきます。」

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