金針菜(きんしんさい)とは、 ヤブカンゾウのつぼみの事です。
中華の高級食材として愛用されており、日本にはあまり自生していないと言われていますが、うちの近所ではよく見かけます。
我が家では、
春にヤブカンゾウを食べ、
夏にヤブカンゾウのつぼみを食べ、
「二度美味しい食材」として重宝しています。
金針菜は生薬にも用いられるほど薬効が豊富で、ホウレン草の20倍もの鉄分が含まれていると言われています。
それ以外にも、たんぱく質、脂肪、アスパラギン酸、カルシウム、リン、βカロテン、ビタミンA・B群・Cなどが含まれています。
田んぼの道沿いや川の岸辺など、湿地帯に生えているところをよく見ます。
7月に入るとオレンジ色のワスレグサという花を咲かせるので、遠くからでも容易に見つかります。
つぼみはポキッと簡単に折れるので、2歳の娘も楽しんで収穫してくれました。
ちなみに娘はヤブカンゾウを食べてもベェと出してしまいます(T T)
中華の食材なので、中華風に調理します。
ちなみにヤブカンゾウは全く癖がなく、ヌタにして食べると絶品です。
今回の金針菜は、オイスター炒めと中華スープにしました。
花のつぼみってこんなに美味しいんや・・・
昔の人が色んな野草を試し、今の時代までこの金針菜が人々の食材として生き残った理由がよく分かります。
毎年忘れずに絶対採りたい食材に、
昇格!!
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