ニホンウナギ 絶滅危惧種 産卵場所 耳石


絶滅危惧種に指定されているニホンウナギですが、生態は未だ謎だらけ。
マリアナ海域で孵化し、日本の川で成長し、また太平洋を回遊してマリアナ海域で産卵する説が有力なんです。

この時点で既に色んな疑問が湧き上がってくる…

太平洋で迷子になって別の場所に行ってしまう奴、いるんかな?
泳いでない時はどこで寝泊まりしてんにゃろ?
途中でうなぎ同士出会って、不安やし群れよみたいな展開にならへんのかな?
遡上する川間違えてドブみたいなところ入ってもーたらどうすんにゃろ?

その疑問をうなぎ博士の旦那にぶつけてみた。

レプトケファルスは黒潮に乗って流れてるだけやから、迷子になったりどっかで休んだりはせんやろな」と冷静に突っ込まれた。

そうだった!!
日本の河口に到着した時点でまだシラスウナギか!!

てかレプトケファルスって、、

なにー???!!!(TдT)
くそー!!
もっと知りたい!!

最初は「うなぎに聞いてー」
と言ってた旦那も、結局めっちゃ熱く語ってくれた!

旦那「うなぎは耳石を調べたら、そいつが川を遡上した事があるかどうか分かるねん。
研究者が海で捕獲して耳石を調べたうなぎのうち、7割以上が川を遡上した事がない事実が判明してん。

これ、どういう事か分かる?

川からうなぎが減って絶滅危惧種やーゆうて騒いでるけど、海に7割以上のうなぎが残ってる限り、ニホンウナギは絶滅する訳ないねん。

私はゾクッとした。


※うなぎの耳石(生命誌ジャーナルの表紙より)

ちなみに、日輪っていって生きた日数だけ耳石に輪が増えるから、孵化して何日目か特定できるねんで。
海流の速さも計算に入れたら孵化した場所からの移動距離も求まる。
絞り込んだ推定海域を徹底的に調べ上げて、やっと最近マリアナ海域で受精卵を発見したらしい。

しかも孵化日は全て新月の日…不思議やろ。

そっから仔魚は北赤道海流に乗ってフィリピン近海まできて、そこで黒潮に乗り換えて日本の川に来るねん。

マジかー。
なんかすごい話聞いたで!
黒潮に乗り換えって…乗り換えミスったらどうなんの?

貿易風がミソやねん。強すぎても弱すぎてもあかんのや。
強すぎたら黒潮に乗り換える前に渦の中に取り込まれてしまう。
逆に弱すぎたら、別の海流に乗ってもーて回遊しながら死んでまう。

そうなんや…
貿易風のせいでもし黒潮に乗れんかったら、とてつもない無意味な

死の回遊

が始まってしまう。。
人間が宇宙に放り出されるのと一緒やな、きっと。。

・・・てかこの人、なんで答えられんねん( ̄Д ̄;)

マリアナ海域までの親うなぎの回遊ルートについてはまだ解明されてないらしい。
単体で回遊するのか、群れで回遊するのかさえも。

新月のある晩、
太平洋のある場所で、
ニホンウナギの雄と雌が出会うなんて、
ロマンテック・・・(///∇//)

とりあえず、

将来犬を飼ったらレプトケファルスって名付けよう!
娘の自由研究は鰻の耳石について調べさせよう!

って事が私の中で決まった。

私がこの日の晩、うなぎの事で頭がいっぱいになり眠れなかったのも無理もない。


syuryosaisyukazoku

食材ハンターの旦那を嫁目線で綴ったブログです。 3歳の娘と0歳の息子と共に、自らの手で獲った食材で最高の調理法を追及する生活を送っています。 身動きできない檻でホルモン剤を投与され育った家畜よりも、山で走り回りどんぐりを食べて育った猪を食べたいです。 狭い所でひしめき合いながらワクチン注射を打たれ育った養殖魚よりも、海流に乗って荒波にもまれながら育った天然の魚を食べたいです。 山に行けばきのこや山菜、果物も採れます。 それらの共通点は「生きるちから」です。 感謝の気持ちを忘れず、今日も自然の恵みを「いただきます。」

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