「すっぽんさん、お風呂入ってるのー?」
「シャワー、かけてあげるー」
「すっぽんさん、おやすみー」
お風呂を泳ぐスッポンを毎日見て喜ぶ2歳の娘。
1週間以上も泥抜きで生活を共にするのだから、娘が親近感を持つのは当たり前だ。
これを皆で美味しく食べるとき、
どういう風に伝えればいいのか?
難しいなぁといつも思います。
~獲ったものを食べる~
それはとてもシンプルで、当たり前の事なんですが、
娘にとって「すっぽんさん」は、 絵本に登場する「ぞうさん」や「きりんさん」と同じなのだ。
旦那は何の抵抗もなく、「すっぽんさん、美味しいねんでー」と言う。
確かに美味しいんだけど、親しみを持ってしまった“すっぽんさん”とやらを食べる事を、娘はどう感じているんだろう???
生き物がどのようにして食卓に並ぶのかは、この先おのずと知る事になる。
スーパーに並ぶお肉を買う家庭よりも、おそらくずっとリアルな形で。
根底には、「私たちが生きる為に、この命を頂くんだ」という事を、色んな角度から感じて欲しいと思います。
さて、今回捕獲した2匹は、1匹をから揚げに。もう1匹は鍋にしようと思います。
すっぽんは、ひっくり返すと首を伸ばしてその力で起き上がろうとするので、その習性を利用して首を落とします。
その際に出る生血も1滴も無駄にしません。
すぐに固まってしまうので、手際よくやる事が重要です。
その後一度下茹でして表面の薄皮をペリペリはがし、部位ごとに捌いていきます。
準備するもの
・すりおろしニンニク 小さじ1
・すりおろしショウガ 小さじ1
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・醤油 大さじ3
・すっぽん 1キロ
・塩こしょう 適量
・片栗粉 適量
①片栗粉以外の材料よく揉み込んで、しばらく寝かせます
②片栗粉をまぶして揚げていきます
③低温でじっくり→高温でサクッと2度揚げすれば、完成です
部位ごとに食感が異なり、コラーゲンで唇がベタッとくっつきます。
ティッシュで手を拭こうものなら、ティッシュが張り付いて取れなくなってしまいます。
お肌の変化は?
旦那の精力は増強した?
別の記事で、すっぽんを食べた後の気になるアレコレを検証してみたいと思います。
意外な結果で驚きました。
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