すっぽん 天然 手づかみ

今年もやってきましたこの季節…
すっぽん漁の始まりです。

毎年、漁業権のない川を片っ端から調べあげ、すっぽんが生息しているかどうか研究してきた結果、この川にはいそうだな。。というのが直感で分かるようになってきました。

すっぽんは、豊富な栄養素が含まれていて美容や健康にいいだけでなく、
希少な生き物のため、高級食材です。
歩留まりも髙く捨てる部分もほとんどないので、それぞれの部位の色んな味が楽しめちゃいます。

毎年、罠を仕掛けてスッポンを捕獲していますが、今年は新たなやり方を試してみようと言い出した旦那…

それはなんと・・・

手づかみ捕獲大作戦。

!!!!!!

「やめよう!!!罠で確実に獲れるのに!!怖いわー!」

すっぽんに噛まれたら雷が鳴るまで離さないと例えられるくらいだから、
凶暴に決まってる!!

すっぽん博士の旦那曰く…
「すっぽんがすぐに噛みつくのは臆病なだけや。
噛みついたら無理矢理引き離そうとするから恐怖心でますます激しく食らいつくねん。
たぶんこれを「しつこいから」とか「精力があるから」と人間が誤解してるだけや。」

・・・。

そうなん?臆病やったんだ…

確かに、毎年捕獲していたスッポンはん、凶暴どころかつぶらな瞳をパチクリさせてめっちゃ可愛かった。

俊敏に泳げるよう甲羅を退化させて柔らかくなってしまった事によって、甲羅に頼って身を守れないが故の臆病・・・らしい。

そういえば、私もすっぽん獲るまでは亀と同じように固い甲羅やと思ってたから、触ってビックリした記憶がある。
亀の甲羅は背骨が進化して固くなり、敵から身を守るのに対し、
すっぽんは全身が皮膚(ゼラチン)です。

さて、「絶対この川にいる」と確信した旦那は、下流から上流にかけて2キロの川沿いを徒歩で移動し、ひたすらすっぽんを探します。

方法はいたってシンプル。

ただただ、目視で探す。

それだけ。

比較的流れはゆるやかだが、亀の甲羅のように見えなくもない岩がゴロゴロ。
ややこしいなぁ~(=3=)
しかも両サイドは草も茂ってて、

見つかる気しないんですけど!! (*`皿´*)ノ

私が旦那に文句をぶつけようとした、その時!!

「いた!」

いとも簡単に見つける旦那。

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

ほんまに見つけよったー!!

ちょ、まだ、え、ちょ、

えーーーーーーーーーーー!!!!!!!!! 

※35m向こうの岸で日光浴をしているすっぽんを発見する旦那

やはりこの人、只者ではないな。。(我が旦那ながら)

悔しくも、食べられるサイズではあったが少し小さめなのでとりあえずスルー。
闘争心に火の点いた私は、旦那の前を歩き、“すっぽん eyes”を発動させ、川の隅々を舐め回すように探しました。

やはり私には見つからない…

旦那は次々とすっぽんを発見しては大興奮。
ものの1時間で、なんと5匹ものすっぽんを捕獲してはりました。

チッ。

こんな原始的なやり方で見つかんのかい!!!

獲り方も原始的。

ただ”手づかみで捕獲”するだけ。

すっぽん 手づかみ 学んだこと

①罠に餌を仕掛けて沈め、毎週見に来るよりもはるかに効率的だという事

②水の中にいるスッポンは意外と逃げないという事(擬態してるつもりなのか?)

③陸の上にいるスッポンは警戒心が強く、すぐに水中に逃げてしまうという事

④探さない限り絶対見つからないが、いると信じて探せば必ず見つかるという事

さてさて、大きい順に2匹だけ(2㌔クラス)確保して、後の普通サイズは逃がす事にした。

「もっと大きくなれよ~」

捕獲した2匹については、今日から1~2週間のドロ抜きが始まるのだ。

ひたすら餌を与えずにうん○をさせるだけ。

その2週間の間にすっぽんに感情移入しないようにする事も重要なポイントだ。

あの瞳に見つめられて、食べるのを諦めたハンターを何人も知っている。

かたや、
食べる為に捕獲したのに毎回名前をつける旦那。

「ポン太ちゃん…」と呼びながら毎日水を替える旦那。

ポ、ポン太ちゃん・・・?!

やはりこの旦那、、理解できない。。

カテゴリー: 狩猟

syuryosaisyukazoku

食材ハンターの旦那を嫁目線で綴ったブログです。 3歳の娘と0歳の息子と共に、自らの手で獲った食材で最高の調理法を追及する生活を送っています。 身動きできない檻でホルモン剤を投与され育った家畜よりも、山で走り回りどんぐりを食べて育った猪を食べたいです。 狭い所でひしめき合いながらワクチン注射を打たれ育った養殖魚よりも、海流に乗って荒波にもまれながら育った天然の魚を食べたいです。 山に行けばきのこや山菜、果物も採れます。 それらの共通点は「生きるちから」です。 感謝の気持ちを忘れず、今日も自然の恵みを「いただきます。」

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